MDホールディングスのお菓子「ココ＆ナナ」。MCT（中鎖脂肪酸）を含むことから、ヘルシーなお菓子として注目されていますが、カロリーや糖質の影響が気になる方もいるかもしれません。
実際に、ココ＆ナナのカロリーは1袋あたり49kcalと低めですが、糖質は3.7g含まれています。ダイエット中でも食べても大丈夫なのか、それとも控えたほうがいいのか、迷うこともあるでしょう。
そこで本記事では、ココ＆ナナは本当に太るのかを検証し、カロリーや糖質の詳細、MCTの影響、ダイエット中の適量や食べ方について詳しく解説します。
- 栄養成分表示
- カロリーと糖質は多い？
- MCT(中鎖脂肪酸)とは何？
- 食べすぎなければ太る可能性は低い
- 食べるタイミングはいつがいい？
- 1日どのくらい食べて良い？
- 普段の食事も気をつける
ココ＆ナナは太るお菓子なのか検証
「ココ＆ナナ」はMCT（中鎖脂肪酸）を含むヘルシー志向のお菓子として販売されていますが、ダイエット中でも安心して食べられるのでしょうか？
ここでは、栄養成分やカロリー、糖質の観点から詳しく検証します。
栄養成分表示
「ココ＆ナナ」の栄養成分は以下の通りです（1袋8.2gあたり）。
- エネルギー：49kcal
- たんぱく質：0.2g
- 脂質：3.6g
- 炭水化物：4.1g（糖質3.7g、食物繊維0.4g）
- 食塩相当量：0.03g
- 中鎖脂肪酸（MCT）：2.0g
これらの数値を見ると、1袋あたりのカロリーは控えめであり、脂質が比較的多いことがわかります。
また、MCT（中鎖脂肪酸）が含まれている点が特徴的です。
では、この成分がダイエットにどのような影響を与えるのか、次の項目で詳しく見ていきます。
カロリーと糖質は多い？
一般的に、お菓子を食べる際にはカロリーと糖質の摂取量を気にする方が多いでしょう。「ココ＆ナナ」のカロリーは1袋49kcalと控えめですが、糖質は3.7g含まれています。
他のお菓子と比較すると、例えば一般的なチョコレート1枚（約10g）は約55kcalで糖質5g程度含まれます。また、バナナチップスは10gあたり約50kcalで糖質4〜5g程度です。
これらと比べると、「ココ＆ナナ」のカロリーや糖質は特別高いわけではなく、むしろ控えめな部類に入ると言えます。
しかし、糖質がゼロではないため、食べすぎると血糖値の上昇を招く可能性があります。特に、糖質制限をしている人や、血糖値管理が必要な人は注意が必要です。
MCT(中鎖脂肪酸)とは何？
MCT（中鎖脂肪酸）とは、体内でエネルギーとして素早く消費される特性を持つ脂質の一種です。一般的な脂肪（長鎖脂肪酸）よりも吸収が早く、脂肪として蓄積されにくいとされています。
ココナッツオイルやパーム核油に多く含まれるMCTは、ダイエットや運動時のエネルギー補給に適しており、最近ではMCTオイルとして販売されることも増えています。「ココ＆ナナ」に含まれるMCTも、体脂肪になりにくいエネルギー源としての役割が期待できます。
ただし、MCTを摂取したからといって、すぐに痩せるわけではありません。脂質の一種であることには変わりなく、摂取量が多すぎればカロリーオーバーになる可能性もあります。適量を守ることが重要です。
食べすぎなければ太る可能性は低い
「ココ＆ナナ」は1袋あたりのカロリーが低く、MCTを含んでいるため、適量を守れば太る可能性は低いと言えます。
例えば、1日1袋（8.2g）を間食として食べる程度であれば、1日の総摂取カロリーに大きな影響を与えることはありません。一方で、一度に何袋も食べてしまうと、カロリーや糖質の摂取量が増え、結果的に太るリスクが高まります。
また、間食として食べる際には、タイミングを工夫するのもポイントです。
例えば、運動前後や、血糖値が安定している時間帯に食べることで、余分なエネルギーとして蓄積されにくくなります。逆に、夜遅くに食べると消費しきれず、体脂肪として蓄積されやすくなるため、注意が必要です。
ココ＆ナナで太る生活を改善するおすすめのテクニック
「ココ＆ナナ」を取り入れることで、無駄なカロリー摂取を抑えつつ、甘いものを楽しむことができます。しかし、食べ方を間違えると、かえって体重が増えてしまうこともあるため、適切なタイミングや摂取量を意識することが大切です。
ここでは、ダイエット中に「ココ＆ナナ」を上手に活用するための方法を紹介します。
食べるタイミングはいつがいい？
「ココ＆ナナ」は、間食として取り入れるのが最適です。特に、甘いものが食べたくなったときにうまく活用すると、余分なカロリー摂取を防ぎながら、満足感を得ることができます。
間食のタイミングとしておすすめなのは、15時前後の時間帯です。この時間帯は「BMAL1（ビーマルワン）」と呼ばれる体内時計の働きによって、脂肪が蓄積されにくいとされています。
また、昼食と夕食の間が長くなりすぎると、夕食で過食しやすくなるため、適度な間食を挟むことで食欲をコントロールしやすくなります。
一方で、夜遅くの摂取は避けるべきです。寝る前に糖質を摂ると、活動量が減っているため消費されずに体脂肪として蓄積されやすくなります。
特に、食後すぐにお菓子を食べると血糖値が急上昇し、インスリンの分泌が活発になって脂肪がつきやすくなるため注意が必要です。
1日どのくらい食べて良い？
「ココ＆ナナ」は1袋あたり49kcalと比較的低カロリーですが、食べる量が多くなるとカロリーオーバーにつながります。そのため、1日1〜2袋が適量と考えられます。
例えば、間食として1袋食べる場合、他のおやつを食べる量を減らすことが重要です。もし2袋食べる場合は、1日の摂取カロリーのバランスを考え、他の食事で調整するようにしましょう。
また、運動をする日としない日で食べる量を調整するのも一つの方法です。運動をする日はエネルギー消費が増えるため、少し多めに摂取しても問題ありません。しかし、運動をしない日は摂取カロリーが消費カロリーを上回らないよう注意が必要です。
さらに、「ココ＆ナナ」を主食の代わりにするのは避けるべきです。カロリーが低いからといって、食事の代わりに食べると、栄養バランスが崩れ、必要な栄養素が不足する可能性があります。あくまで間食として、適量を守ることが大切です。
普段の食事も気をつける
「ココ＆ナナ」を上手に活用するためには、普段の食事全体のバランスを意識することが重要です。たとえ間食をコントロールできていても、普段の食事が高カロリー・高糖質になってしまうと、結果的に太る原因になります。
特に意識すべきポイントは以下の3つです。
糖質を摂りすぎないようにする
「ココ＆ナナ」にも糖質が含まれているため、普段の食事で白米やパン、麺類を食べすぎると糖質の摂取量が過剰になります。食事では野菜やたんぱく質をしっかり摂り、主食の量を調整することでバランスを取りましょう。
脂質の種類に気をつける
「ココ＆ナナ」にはMCT（中鎖脂肪酸）が含まれていますが、普段の食事で飽和脂肪酸の多い揚げ物やスナック菓子を摂りすぎると、脂質の過剰摂取につながります。良質な脂質を意識し、ナッツや魚、オリーブオイルなどを取り入れるのがおすすめです。
食物繊維をしっかり摂る
食物繊維は血糖値の急上昇を抑え、満腹感を持続させる働きがあります。「ココ＆ナナ」には食物繊維が0.4g含まれていますが、十分な量ではないため、普段の食事で野菜や海藻類、豆類などを積極的に摂取しましょう。
ココ＆ナナは太るのか？まとめ
ココ＆ナナはMCT（中鎖脂肪酸）を含むヘルシー志向のお菓子ですが、「太るのでは？」と気になる人も多いでしょう。
実際に、1袋あたりのカロリーは49kcalと低めで、糖質も3.7gと控えめです。しかし、食べすぎればカロリーオーバーとなり、太る原因になる可能性があります。
MCTは体脂肪として蓄積されにくく、エネルギーとして消費されやすい特徴がありますが、ダイエット効果を期待しすぎるのは禁物です。適量を守らなければ、他の食事とのバランスが崩れ、結果的に体重増加につながることもあります。
ダイエット中にココ＆ナナを取り入れるなら、1日1〜2袋を目安にし、15時前後の間食として食べるのがおすすめです。食事の糖質や脂質を調整しながら、適切に楽しむことで、太るリスクを抑えることができます。
