チョコクリスピーは太るのか?カロリー・糖質と太りにくい食べ方

チョコクリスピーは太るのか?カロリー・糖質と太りにくい食べ方

ケロッグ『ココくんのチョコクリスピー』は、サクサクとした食感と甘さが魅力のシリアルですが、「チョコクリスピーは太るのでは?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。

実際に、チョコクリスピーのカロリーや糖質量を確認すると、食べ方によっては体重増加につながる可能性があります。

この記事では、チョコクリスピーが太ると言われる理由や、ダイエット中でも安心して食べるための方法を詳しく解説します。

糖質やカロリーを抑えつつ、美味しく楽しむコツを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

この記事の内容
  • 糖質が非常に多く脂肪として蓄積されやすい
  • 食物繊維が少なく満腹感が持続しにくい
  • 栄養バランスが偏りたんぱく質や脂質が不足している
  • 加工食品であり砂糖の依存性が高い
  • 量を減らす(30g→15g)
  • 食物繊維の多い食品と組み合わせる
  • 牛乳の代わりに低糖質の飲み物(豆乳・アーモンドミルク)を選ぶ
  • 他の食事の糖質を調整する
目次

チョコクリスピーが太ると言われる理由とは?

チョコクリスピーは、手軽に食べられるシリアルとして人気があります。しかし、その成分や食べ方によっては、体重増加につながる可能性があるのも事実です。

チョコクリスピーが太ると言われる理由には、「糖質が多い」「食物繊維が少ない」「栄養バランスが偏っている」「砂糖の依存性が高い」といった点が挙げられます。

チョコクリスピーの栄養成分表示はこちら

1食分 (30g) 当たり+牛乳200g
エネルギー (kcal)116250
たんぱく質 (g)1.58.1
脂質 (g)0.58.1
炭水化物 (g)26.736.3
– 糖質 (g)26.135.7
– 食物繊維 (g)0.60.6
食塩相当量 (g)0.20.4
鉄 (mg)3.03.0
カルシウム (mg)130350
ビタミンA (μg)124200
ビタミンB₁ (mg)0.320.40
ビタミンB₂ (mg)0.360.66
ビタミンC (mg)2325
出典:ココくん | Kellogg’s

原材料はこちら

米加工品(精米、砂糖、麦芽エキス、食塩)(タイ製造)、砂糖、ココア、チョコレート(乳成分を含む)/炭酸Ca、乳化剤(大豆由来)、ビタミンC、香料、ナイアシン、鉄、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB₂、ビタミンB₁、ビタミンA、葉酸

ここでは、チョコクリスピーが太りやすいと言われる主な理由について詳しく解説します。

糖質が非常に多く脂肪として蓄積されやすい

チョコクリスピーの主な原材料は「米加工品」と「砂糖」です。1食(30g)あたりの炭水化物は26.7gで、そのうち26.1gが糖質となっています。この量は、食パン1枚(約20gの糖質)よりも多く、菓子パンと同じレベルの糖質量です。

糖質を多く摂ると、体内で急激に血糖値が上昇し、それを下げるためにインスリンが分泌されます。このインスリンは、血中の糖をエネルギーとして消費する役割を持ちますが、余った分は脂肪として蓄えられます。そのため、運動量が少ない人が過剰に糖質を摂取すると、脂肪がつきやすくなります。

また、チョコクリスピーは甘く食べやすいため、「もう少しだけ」とつい量を増やしがちです。特に朝食や間食として単品で食べると、すぐにエネルギーとして使われない糖質が体脂肪として蓄積されるリスクが高まります。

食物繊維が少なく満腹感が持続しにくい

満腹感を持続させるためには、食物繊維の摂取が重要ですが、チョコクリスピーには1食(30g)あたり0.6gしか含まれていません。これは、オートミールや全粒粉のシリアルと比べると、かなり少ない数値です。

食物繊維が不足すると、血糖値が急激に上昇しやすくなるだけでなく、消化が速いためにすぐに空腹を感じてしまいます。その結果、間食が増えたり、食事の量が増えてしまうことにつながります。さらに、食物繊維が少ない食品は満足感を得にくいため、無意識のうちに食べる量が増えてしまうことも考えられます。

栄養バランスが偏りたんぱく質や脂質が不足している

チョコクリスピーには、ビタミンやミネラルが含まれている点は評価できます。しかし、たんぱく質や良質な脂質がほとんど含まれていません。

たんぱく質や脂質は、満腹感を持続させる働きを持つため、食事の量を抑えるために重要な役割を果たします。これらが不足すると、消化が速く、空腹感がすぐに訪れてしまうため、間食や次の食事の摂取量が増えてしまう可能性があります。

特に、たんぱく質が不足すると筋肉量が減少し、基礎代謝が落ちるため、結果的に「太りやすく、痩せにくい体質」になってしまうこともあります。

加工食品であり砂糖の依存性が高い

チョコクリスピーは、砂糖を多く含む加工食品です。そのため、食べると脳が快感を感じやすく、「もっと食べたくなる」という依存性を生じやすいのが特徴です。

砂糖は、摂取すると血糖値を急上昇させ、その後急降下させる作用があります。この血糖値の変動が激しいと、体が「もっと甘いものを欲しい」と感じるようになり、結果として甘いものの摂取が増えてしまいます。

また、加工食品は自然食品と比べると、満足感が得にくく、適量でやめるのが難しいという問題もあります。そのため、意識しないと必要以上に食べてしまい、カロリーオーバーになりがちです。

チョコクリスピーを太らないように食べる方法

チョコクリスピーは糖質が多く、単品で食べると血糖値の急上昇を引き起こしやすい食品です。しかし、食べ方を工夫すれば、健康的に楽しむことができます。

チョコクリスピーを健康的に食べるためには、以下の4つのポイントを意識することが大切です。

  1. 量を減らして糖質とカロリーを抑える
  2. 食物繊維が豊富な食品と組み合わせて満腹感を持続させる
  3. 牛乳の代わりに低糖質の飲み物を選び、余計な糖質を減らす
  4. 他の食事の糖質を調整し、1日の糖質バランスを整える

ここでは、太りにくくするための具体的な方法を紹介します。

量を減らす(30g→15g)

市販のシリアルの目安量は1食30gですが、チョコクリスピーの場合、糖質量が多いため、そのまま食べると血糖値が急上昇しやすくなります。そのため、摂取量を半分の15gに減らすことで、糖質やカロリーの摂取を抑え、体脂肪の蓄積を防ぎやすくなります。

15gにすると糖質は約13gとなり、食後の血糖値の上昇が緩やかになります。また、少量でも満足感を得るために、他の栄養バランスの良い食品と組み合わせることが重要です。

食物繊維の多い食品と組み合わせる

チョコクリスピーには食物繊維がほとんど含まれていないため、そのまま食べると満腹感が持続しにくく、すぐにお腹が空いてしまいます。そのため、食物繊維が豊富な食品と組み合わせることで、満足感を高め、食べ過ぎを防ぐことができます。

例えば、オートミールを加えることで、食物繊維が増えて血糖値の上昇が緩やかになります。ナッツをトッピングすれば、食感に変化をつけながら、良質な脂質やたんぱく質を補うことができます。さらに、ヨーグルト(無糖)と合わせると、乳酸菌の働きで腸内環境を整えながら食べることができます。

具体的なアレンジとして、チョコクリスピー15gにオートミール15gを加え、ナッツをトッピングし、ヨーグルトと一緒に食べる方法がおすすめです。

牛乳の代わりに低糖質の飲み物(豆乳・アーモンドミルク)を選ぶ

チョコクリスピーを食べる際、牛乳をかける人も多いですが、牛乳には糖質が含まれており、組み合わせると総糖質量が増えてしまいます。牛乳200mlには約10gの糖質が含まれているため、チョコクリスピーと合わせると糖質過多になりがちです。

そこで、低糖質の飲み物を選ぶことで、余計な糖質を抑えることができます。無調整豆乳であれば、同じ200mlでも糖質量は約3gと低く、たんぱく質も補給できます。また、アーモンドミルク(無糖)は糖質がほぼゼロで、カロリーも控えめなため、よりヘルシーに楽しむことができます。

飲み物を工夫するだけで、全体の糖質量を抑えることができるため、牛乳の代替としてこれらの選択肢を試してみるのが良いでしょう。

他の食事の糖質を調整する

チョコクリスピーを食べる場合、その日の食事全体の糖質バランスを考えることが大切です。朝食で糖質を多く摂った場合は、昼食や夕食で糖質を控えめにすることで、1日全体のバランスを取ることができます。

例えば、昼食にはサラダチキンや野菜を中心にしたメニューを選び、夕食では白米の量を減らし、魚や大豆製品などを意識して摂ることで、糖質過多を防ぐことができます。また、食事全体のGI値(血糖値の上がりやすさ)を考え、玄米や全粒粉の食品を選ぶと、血糖値の安定にもつながります。

まとめ

チョコクリスピーは甘くて食べやすいシリアルですが、糖質が多いため、食べ方によっては太る原因になることがあります。

1食(30g)あたりの糖質は26.1gと高く、血糖値が急上昇しやすい食品です。さらに、食物繊維がほとんど含まれておらず、満腹感が持続しにくい点も注意が必要です。

太りにくくするためには、1回の量を15g程度に減らし、オートミールやナッツ、無糖ヨーグルトと組み合わせるのがおすすめです。また、牛乳の代わりに低糖質な豆乳やアーモンドミルクを選ぶことで、糖質の摂取を抑えられます。

チョコクリスピーを食べる場合は、食べ過ぎを防ぎつつ、他の食事で糖質を調整することが大切です。工夫次第で、ダイエット中でも楽しむことができます。

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